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はじめに・・・
自動車業界は戦後の日本経済でもっとも急激に発展した業界のひとつです。国内自動車販売会社(以下ディーラー)は、日本の経済が復興・発展する高度成長の波に乗って、営業マンを大量に採用し、活発 に営業所展開をおこないました。
急激なスピードで各家庭の経済も潤い、かつては経済的成功の証であった「クルマ」という商品が、生活必需品としてあたりまえのように「売れる」時代へとシフトしたのです。このような拡大市場の中で、
「がんばれば売れる」というシンプルな構造で動機付けされた自動車の販売合戦は、自動車メーカーの「代理戦争」とまでいわれました。
その頃の各自動車メーカーは、市場のニーズに合わせ、多種多様なデザイン・機能をもつ新型車を発表し始めました。トヨタ自動車においては、それまで「トヨタ店」と呼ばれる販売チャネルですべてのトヨタ車を取り扱っていましたが、車種構成が複雑になるのに従い、トヨペット店(1956年)、トヨタパブリカ店(1961年・現在のカローラ店)、
トヨタオート店(1967年・現在のネッツトヨタ店)を展開し、それぞれが販売できる車種を限定しながら、トヨタ全体のシェアアップを実現していきました。このようにして、現在のトヨタ販売網が構築されたのです。

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