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1980年、全国で一斉に66社のトヨタビスタ店が誕生しました。高知県においては西山グループが販売権を取得し、トヨタビスタ高知が誕生しました。当時、西山グループはトヨタ・トヨペット・トヨタカローラ・トヨタオートのすべての販売権を持っており、同一資本がすべてのチャンネルを取り扱うということは全国でも特異なケースでした。しかし、その大きなメリットとして、私たちはスタートの時点で高知県の市場特性、そしてディーラーのマーケティング手法を熟知することができたのです。

市場拡大が終了し、飽和状態となりつつある自動車市場に、従来型のディーラーと同じ販売手法で参入することは、新参で認知度の低いビスタ店にとって好ましいとは考えられませんでした。さらに、同じ資本系列のトヨタディーラーとも競合していくことにもなります。そしてなによりも、それまでの自動車販売会社が繰り広げてきた経営戦略は即効性がある反面、長期的には
大きなリスクを内在していると判断しました。
「従業員が仕事に満足していないのならば、その企業に存在価値はない」・・・これは当社のポリシーです。厳しい業界といわれ、働く社員にさえ「自分の子供にはさせたくない」といわれる世界。「売る者が勝ち残る」だけの構図で完成された組織は、過去に数多く存在し、消えていきました。
「企業は人なり」という言葉のとおり、人材が企業をささえます。その人材が満足して働くことのできる組織づくりこそが、西山グループでもっとも新しい企業、ビスタ高知としての重要課題であったのです。
そして、既成の成功体験をすべてゼロへとリセットし、VISTAのあるべき姿を模索したのです。
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