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従来の営業という仕事は、商品力と価格という大きな2つの要素で成立していました。大量のコマーシャルや訪問営業活動などを通じて商品力を訴求し、価格交渉で契約をいただく、という方法です。しかし、
「商品力」は、基本的には商品開発をおこなうメーカーが生み出す力です。また、圧倒的な価格競争力を確保するためには犠牲とせざるを得ないサービスが生じることになりなります。
ここで、「企業の価値」についてあらためて考えてみたいと思います。
世の中で存続することのできる企業 = お客様からその存在価値が認められる企業には大きく分けて3つのタイプがあると言われています。
- 製品の優位性 (Productive Innovator)
継続的に革新的製品・サービスを提供できる卓越性
- 業務の卓越性 (Operational Excellence)
製品・サービスの価格、納期、クオリティ、選択肢などの競争力を生み出す業務運営の卓越性
- 密接な顧客関係の卓越性 (Customer Intimacy)
顧客それぞれに対応した製品・サービスを継続的に提供することで、長期的に良好な信頼関係づくりを実現する卓越性
これら3つのどれもが重要であることは言うまでもなく、世界中の企業が何らかの取り組みで顧客価値を生み出そうと努力しています。しかし、すべての企業がそれに成功しているわけではありません。長期間にわたって成長を続け、同業他社からの尊敬を集めている企業をつぶさに研究した結果、それらの企業は共通して上記の3つのなかの特定のひとつの領域で圧倒的な競争力をもっていることが(残り2つも業界平均は維持)近年になってわかってきました。つまり、戦略を持たず、やみくもにいろいろなことを追い求めても決してうまくいかない、ということがはっきりしてきたのです。
言うまでもなく、VISTA(トヨタビスタ高知改めネッツ南国)は
”3. 密接な顧客関係の卓越性” すなわち、お客様満足を一貫して追求してきた会社です。購入見込みの新規顧客を訪問活動で発掘するという作業的業務ではなく、ご来店いただけたお客様に
「感動をお届けする」仕事へのチャレンジです。人材のひとりひとりが生み出すお客様の満足感へ徹底的にフォーカスをあてることで、同業他社の追随を許すことのない、お客様との真の関係構築を実現してまいりました(その客観的な評価としてトヨタ販売会社お客様満足度ナンバーワン、2002年度日本経営品質賞受賞などの成果があげられます)。
なぜVISTAがそうした「お客様満足追求」という理念を徹底追求してきたのか、を説明するもうひとつの理由があります。それは「従業員満足」を追求するという、さらに大きな目的のためです。あてのない訪問営業活動や電話セールスなど、ロスの多い仕事を「やらされる」ことにスタッフは継続して能力発揮できるでしょうか?自ら考え、発言し、行動し、そして反省するサイクルの中で人は成長を遂げていくものですし、そこから得られるチームワーク、お客様の賞賛、自らの成長はなにものにも替え難い価値があります。みなさんの就職活動では、ともすると休みの数や組織規模などの目に見えやすい数値化された指標ばかりが飛び込んできます。しかし、実際に「働く」ということには、そうした「量」では計りきれない、働き方の「質」が問題となるのです。私たちは、ここで働く従業員の全員が、現在進行形で取り組む仕事にかけがえのない価値を見出せるよう、組織一丸となってお客様の心に訴求する活動に取り組んでいるのです。
お客様満足向上⇒従業員満足向上⇒新たなやりがい・チャレンジ⇒お客様満足向上・・・という、終わることのないスパイラルを描きながら成長していくことが、私たちが一貫して取り組んできた差別化戦略です。
資料:トヨタビスタ高知(現ネッツ南国)お客様満足度調査結果(サンプル数1,090件)
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